世界最大のグローバル知財データを保有するFovea IPとの基本合意書締結のお知らせ

195ヵ国・地域・機関の最新商標データを利用した商標調査、商標ステータス管理、商標ウォッチングについてアジア市場への展開を両社で取り組んでいきます。

cotobox株式会社（本社：東京都千代田区、代表：五味　和泰、以下「コトボックス」）とFovea IP（本社：ベルギー、ブリュッセル、CEO：Yacine Harratti）は、グローバル商標データを利用したアジア市場向け商標ビジネス開発に関する基本合意書を締結しました。

コトボックスは、既にFovea IPと連携し「世界商標ウォッチング」の提供を開始しています。今後は、商標ウォッチングの改善の他、世界商標調査、世界商標ステータス管理などの新たなビジネス開発の可能性の検討を両社で行います。

近年、グローバルに展開する企業において、商標管理は単なる法務業務を超え、ブランド戦略や経営戦略と密接に結びつく重要な要素となっています。しかし、多くの企業では、商標業務が法務や他の管理部門と兼務されている上、担当者の離職に伴い未経験者がその業務を担うケースが増加しており、商標業務の適切な運用が困難な状況に直面しています。また、商標部門が存在するグローバル企業でも、人材不足の影響で担当者が定型業務に追われ、戦略的な商標施策に十分な時間とリソースを割けていない点も課題となっています。

この度、コトボックスは、世界最大規模の知財データを有するFovea IPと基本合意書を締結しました。本合意に基づき、両社の豊富な商標情報と商標管理ノウハウを融合させることで、日本企業の商標担当者は煩雑な定型業務から一部解放されるとともに、世界中の商標データを活用した戦略的な施策立案・実行を強力にサポートできる環境を整えてまいります。これにより、企業は商標業務の効率化と同時に、グローバル市場でのブランド価値向上に寄与するための有益な情報をタイムリーに得られる体制の構築が可能になります。

■基本合意書の概要

・アジア市場において、Fovea IPの商標ウォッチング、商標調査及び商標ステータス管理サービスを基盤とする各種サービスをコトボックスが展開することの検討
・アジア市場において、商標に関連した新規ビジネスの可能性及び両者の協業の検討

■Fovea IP社 コメント

CEO Yacine Harratti氏 

この度、コトボックス社との基本合意書が締結でき、パートナーシップを深められることを大変光栄に思います。商標ウォッチングは非常に重要でありながら、時間のかかる業務です。Fovea IPは、クライアントの時間を大幅に節約しつつ、通知の質や、商標情報の関連性及び即時性を確保することで、戦略的な意思決定をサポートしていきます。

VP Sales and Marketing Willem Lagemaat氏 

この合意を通じて、コトボックス社と次のステージの協力関係をスタートできることを非常に楽しみにしています。両社の強みを生かすことで、世界商標ウォッチングをさらに拡大し、日本の知財ユーザーに対する私たちの信頼とコミットメントを一層強化することができるでしょう。

■cotobox株式会社代表取締役社長 五味和泰 コメント

この度、Fovea IP社と一層強固な関係構築に向け基本合意できたことを大変嬉しく思います。コトボックスは、Fovea IP社が提供するグローバル知財データとこの知財データを分析可能な先端技術を活かしながら、グローバル企業の商標業務の生産性向上を図るサービス提供を両社で目指してまいります。

■Fovea IPについて

Fovea IPは、知財に関するデータとサービスを提供するリーディングカンパニーです。世界最大の知財データのカバレッジ（商標195ヵ国・地域・機関、意匠101ヵ国・地域・機関など）であり、独自AI技術を用いたプラットフォームを通じて、知財の検索、監視、モニタリングのサービスを提供しています。Fovea IPの本社はベルギーのブリュッセルにあり、15カ国以上で200名を超えるスタッフを擁しています。

■コトボックスのサービスについて

コトボックスは、オンライン商標登録、商標管理クラウド、世界商標ウォッチングを提供している知財サービスプロバイダーです。オンライン商標登録は、2021-2023年の3年連続で商標取扱件数が日本No.1になっています。2023年には国内・外国の商標を管理できる商標管理クラウドをローンチし、2024年には世界189の国と地域の商標をウォッチングできる世界商標ウォッチングを提供開始しました。

世界商標ウォッチングURL：https://cotobox.com/enterprise_plan

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