2023年7月31日
お知らせグローバル対応の商標登録及び商標管理ができる「Cotobox(コトボックス)商標管理クラウド」を提供開始
cotobox(コトボックス)株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:五味 和泰、以下コトボックス)は、国内に特化したオンライン商標登録サービスに次ぐ柱としてグローバル対応の商標登録及び管理ができる「Cotobox商標管理クラウド」の提供を開始しました。ユーザーは、本サービスを通じて、国内及び外国の商標の調査・出願・登録・管理・モニタリング※1が一元管理が容易になり、ブランド管理業務の効率化を実現します。
https://cotobox.com/enterprise_plan/
- 『Cotobox商標管理クラウド』について
利用企業数4.5万※2以上、2年連続で商標取扱件数国内1位※3のオンライン商標登録サービス「Cotobox(コトボックス)」が提供する商標管理支援サービスです。外国商標業務では、特許事務所とのメール履歴、外国事務所発送のレターなどの紙書類、エクセル上の商標情報、これらを含む所定フォルダでのドキュメントなど情報が分散していましたが、本サービスにより一元管理が可能になります。また、商標の専門知識がなくても、次のアクションに対するアシストメニューが表示され、ワンクリックで提携の弁理士に指示や回答ができるなど、業務負担を大幅に削減できます。プランは年額10万円台から用意しています。
特長:
・クラウドで国内外の商標情報を一元管理できます。
・業務フローに沿って、次に何を行うべきかアシストするメニューが複数提案されます。
・AI技術を使用し自社の商標や他社の商標出願動向を常時モニタリングできます。
・100以上の国と地域に商標出願・登録・更新ができます。
※1 モニタリングの対象国は日本と中国から開始
※2 利用企業数には個人事業主も含む
※3 当社の提携事務所を通じた商標登録出願の取扱件数
◆操作画面イメージ
- 本サービス提供の背景
世界知的所有権機構(WIPO)の調査によると、2021年における世界で有効な商標権は7,370万件※4で、2020年に比べ14%※4増加し、クロスボーダーでの商標登録も活発化しています。世界各国の商標制度は似ており、更新手続きを含む適切な商標管理をすることで無期限に商標権を維持することができます。
海外展開している企業になると、商標出願業務よりも商標管理業務に忙殺されます。しかし、企業内には専任商標担当者が社内にいない、または担当者1名が退職すると次の担当者確保が難しいという問題があります。また、弁理士が所属する特許事務所にも課題があります。外国商標手続きは国内手続きと比べ約4倍の手間がかかり、高いコスト構造になっています。当然、事務所側にも人材不足という問題が生じつつあります。
これまで当社は、個人事業主から中小企業までをメインターゲットにした国内の商標登録サービスを提供し、2年連続でシェアNo1を獲得しました。その間に、より事業規模が大きい企業から、国内だけではなく外国の商標管理の問い合わせが増えてきました。そして、提携事務所からも外国商標業務のDX化について要望が強くなっていました。そこで、企業側及び事務所側の外国商標業務の課題を解決すべく、国内・外国の商標管理をカンタンにできる本サービスの提供を開始いたしました。
※4 世界知的所有権機構「World Intellectual Property Indicators 2022(https://www.wipo.int/edocs/pubdocs/en/wipo-pub-941-2022-en-world-intellectual-property-indicators-2022.pdf)」p.65
- 代表取締役社長 五味 和泰コメント
世界、特にアジア地域における商標出願が増加しており、ネーミングやロゴの開発・調査・権利化(出願から登録)・商標権の管理・商標使用・モニタリング・権利行使を含む商標のライフサイクル全体にわたるマネジメントの重要性が、ブランド保護の観点からも一層高まっています。
当社はこの変化を真正面から受け止め、DXによる知財業務のアップデートを行いお客様の生産性向上に貢献するとともに、商標管理の重要性を更に浸透させお客様のブランド価値向上に貢献できるよう、より一層の努力をしていく所存です。